任天堂岩田社長がゲームの進むべき道を語る(SOFTBANK GAMES)

 例によって「ゲーム業界の将来」ネタです。現在のゲーム業界の衰退を下記要因であげています。

  • ゲーム機の複雑化や大システム化による成長は限界
  • 特定ジャンルのゲームの続編を作っていくうちに、システムが高度化しライトユーザが離れている
  • 表現方法の多様化により、以前は想像力で補っていた部分が,国や文化による嗜好の差が表面化したこと

で、これからのゲームは「奥の深さ」と「窓口の広さ」を求めたゲームであるといっています。
 ・・・というか、全世界対象に売るゲームなら、「各国の人達が望んでいるものの共通項を見出す」ということが大事なのではないのでしょうか。それが見出せないから対象範囲を絞っていくわけですが。でも現在のゲームは範囲を絞りすぎだから、もちっと広げていけばいいのではないんでしょうかねえ、大ヒットさせるなら。
 後は現在のゲーム業界はやっぱり「番宣」がモノをいいます。というかほとんどそうでしょう。「ポケモン」もゲームシステムより、「テレビ東京のアニメや、コロコロのマンガ」で大多数の子供に親近感を持ってもらえたのが要因な気がしますし。結局は

  • 人々の要望にこたえた作り(マーケティング)をしっかりしているか
  • 作ったゲームを効果的に知ってもらうことが出来るか

にかかっているような気がします。純粋にゲーム作っている人達には厳しい現実かもしれませんが。
これがいやなら同人レベルでやってね、ってところでしょう。逆に言えば同人ゲームにもすごいものはありますね・・・