キミキスについて

 (参考サイト) ・キミキス公式サイト(サイトへのリンク)

        ・攻略ページ ゲーム攻略Bダッシュ − キミキス(サイトへのリンク)

 ゲームネタを書いてないなぁと思ったので、一つをば。まあエロイ系といえばエロイ系ですよ;;

 私は、TLS2の頃から基本的にエンターブレインさんの美少女ゲーだけは買わせて頂いているので、(最初はTLS2、TLS初代からTLSSまで、探せば1,2も見つかるはず・・・動くかは微妙だけど)感想を書いてみる次第。



 まず、基本的にこの手のゲームは「グラフィック」がダメなら最悪なのでここが重要なのですが、及第点なのではないでしょうか?ここ数年あった「目が大きい萌え系」ではないですし、自然な感じです。あと16:9に引き伸ばしてプレイしても違和感無し。(ワイド画面プレイ派には重要です)

 次に重要なのは、「声」。TLS系では数人「ん?」と思う不自然な声を出すキャラがいたりするのですが、それもない感じ。あえて言えば、星野・祇条ぐらいでしょうか。それでもそんなに変じゃないですし。

 後は「シナリオ・システム」なのですが、システムはTLS系を受け継いでいるような、会話で盛り上げてイベントをこなしていくシステム。今回は相手と会う話題を「マッチング」させるという形式でしたが、会話毎に個別の話題が割り振られていたのは進化してるなぁと思いました。ただし、個別の話題がきちんとしているのはデフォルトで攻略可能な6人のみで(しかも全ての話題に対してじゃない)、追加される人たちは適当すぎです・・・、まず最初の不満点。

 シナリオは、基本ルートとしては恋愛一直線的な「スキ」ルートと、女の子の悩みと親友として解決していく的な「ナカヨシ」ルートの2つ。共にに他の人(NPC除く)があまり絡まない一直線なシナリオ。嫌いじゃないですが、もうちょっと周りの人が絡んでもいいじゃん、って気はします。あと、難易度がちょっと高めです。前作?のTLSSがユルユルだったせいか、かなり期間がきつめに設定されている上、ちょっとでも浮気したら攻略不可になってしまうあたりはちょっといただけなかったなぁと。攻略には「他の人もある程度仲良くなる必要もあり」とかあったらよかったなぁと。



 自分の攻略順は「咲野(スキ)⇒二見(スキ)⇒祇条(スキ)⇒栗生⇒里仲(スキ)⇒水澤(ナカヨシ)⇒星野(ナカヨシ)」。個人的にヤバスと思ったのは、お嬢様系の祇条(スキ)と大人しい系の星野(ナカヨシ)。あの展開はドラマか!?って感じですよ。まあ幼馴染姉・水澤(ナカヨシ)も嫌いじゃなかったですけど。ツンデレの二見や、スポーツ少女の咲野はまあ普通。元気な後輩里仲は突っ走りまくり、風紀委員+柔道の栗生はちょっと最後・・・;;って感じです。



 希望としては、このゲームは主人公の名前が変えられるせいか、セリフに少し空白を入れたり「あなた」でごまかしたりしてるのですが、ちょっと気に入りません。デフォで指定したときにデフォの名前しゃべってもいいじゃん、って気はしました。その方が自分的に感情いれられるし、ニヤリと出来ますし。まあ自分じゃないと思えば、現実との区別もつきますしね。(ちなみに重症の方はすごいですよー・・・妄想の入れ様が。)



あ、TLS系のソフトって、意外といろんな人にプレイされていたりするようです。昨年あたりか(うる覚えですが)、前作のTLSSをカップルが池袋ゲオの中古ショップで手に取っているのを見たことありますし。ゲームショップはとりあえずオタクっぽいふいんき全快の店作りはやめてくれれば、結構注目されるかもしれませんねー。